こんにちは♪
冬はしっかり煮込んだ煮物などが美味しく感じられますが、
春になると煮物よりは、もう少しさっぱりしたものが食べたくなりますよね。
気温の変化もありますが、
内臓の働きを助けるために
自然と季節によって食べたいものが変わるからです。
なので春には春の食べ方があります。
春の身体に優しい調理法は
「蒸す」「ゆでる」です。
詳しくはレシピの後に説明しますね。
うちの地域はまだ寒い時も多々あります。
なので身体を温めてくれる根菜類をとりつつ、
料理法は煮込むのではなく、
ゆでて春らしく軽やかな料理を作ってみました。
しっかり煮込んだ煮物よりあっさり食べられるので、煮物が苦手な人にもピッタリです。
体質は人それぞれなので
調整しづらいところもありますが、
季節は日本に住んでいる限りはほぼみんな一緒。
季節にあわせた調理法で身体を整えて過ごしましょう。
根菜の味噌マリネ
<材料>
ゴボウ 1本
人参 1/2本
玉ねぎ 1個
カボチャ 1/4個
大根 5cm
★ マリネ液 ★
出し汁 100cc
(野菜を煮た汁を使います)
味噌 大さじ2
ごま油 小さじ1/2
おろしショウガ 小さじ1/2
<作り方>
- 根菜類を食べやすい大きさに切る。
- 鍋に①を入れ、材料にかぶるくらいの水を入れ、やわらかくなるまで煮る。
(カボチャはすぐにやわらかくなるので、なんとなく全体がやわらかくなってから入れると煮崩れません) - ②の出汁をボールにとり、そこに味噌、おろしショウガ、ごま油を入れてよく混ぜる。
- ②の野菜の水気を切り③に1時間以上漬け込んだら完成です。
(材料がマリネ液にある程度ひたった方がいいので、足りなかったら足してください)
半日ほど漬け込んだほうが、味がなじんで美味しいです。
(汁気が少ない場合は時々ひっくりかえしながらやるといいです)
野菜を煮た汁は捨てないで!
スープや味噌汁、カレーなどに使うと野菜の旨味がでているので美味しくなります。
私はこの3倍の量で作って3日ほど食べていました。
大量に作っておくと、ちょこちょこ食べれていいですよ。
(余ったら、カレーやスープの具にしてもいいです)
自然と煮物系が減ってくる春。
身体でも季節を感じているんだな~。
自然と感じられる部分もありますが、意識して整えることも大切です。
季節ごとの調理法について説明していきますね。
身体が整う春夏秋冬の調理法
旬のものを食べると身体が整うように、
季節に合わせて調理法を変えるとさらに身体が整いやすくなります。
そんな身体に優しい春夏秋冬の調理法を簡単に説明していきますね。
春の調理法
- 蒸す、ゆでる
- 生野菜は塩をふって水気をしぼる
- 油は控えめ
軽めに火をとおして、さっぱり軽やかな料理が春の料理法です。
和え物や蒸し料理などがおすすめ。
油も控えてあっさりさせましょう。
(肝臓をいたわるためでもあります)
夏の暑さにそなえて、冬にたまった塩分や脂分を出して、熱を外へ逃がしてあげます。
夏の調理法
- さっと炒める、揚げる
- 生野菜や塩もみのサラダ
- さっと湯がく
短時間でできるサラダ、
高温や強火でさっと料理できるものが夏の調理法です。
熱いので、キッチンに長く立つのも嫌ですしね。
カラフルな食材も多くなる季節なので、
華やかにエネルギッシュな料理をつくると元気になれます。
でも生野菜は身体を冷やしやすいので、身体を温める食材をとり入れて(味噌など)冷え対策はしましょうね。
秋の調理法
- 煮る、焼く
- 長時間の炒め物
- 春夏よりしっかり塩もみして水気をしぼったサラダ
冬に向けて身体を温めるため、
夏よりしっかり煮たり、焼いたりするのが秋の調理法です。
最近は夏から一気に寒くなって冬へみたいな感じがあります。
秋なのに夏のような暑さで、夏と同じようなものが食べたくなります。
でも寒い冬はやってきます。
夏と同じようなものばかり食べていると、冬の冷え性がひどくなるので注意です。
冬の調理法
- 煮込む
- 圧力をかける、土鍋での調理
- 濃い目の味つけ
冬の調理法は食材は大きく切って、
じっくりコトコト時間をかけて身体を温めるようにします。
油も塩も少し多めにして、こってりな料理で体力、気力を温存しましょう。
まとめ
春は「蒸す、ゆでる」
夏は「短時間で炒める、揚げる、生野菜」
秋は「煮る、焼く」
冬は「煮込む」
季節がかわると自然と身体がこのような調理法のものを欲すると思います。
でも今の時代は年中いろんな食材が手に入るし、冷暖房で年中快適。
なので季節の感覚がマヒすることもあるかと思います。
自分たちは快適で
何でも食べて良いような感じがしますが、
内臓には季節に合わせての働きがあります。
(例)春は肝臓が毒素を分解する季節で活発に働きます。
そのためにも季節に合った食材、調理法などが必要です。
そんなことをとり入れながら内臓を助けて、自分の身体が快適に動けるようにしてあげましょう。
それでは今日はこの辺で。またね~♪