こんにちは♪
日も短くなり、ちょっと涼しくなってきました。
季節の変わり目は身体の不調もでやすいので、
冷えないことを意識しています。
しかし食材はまだまだ夏の物が多いです。
夏の物は身体を冷やしやすいので、
この時期からは身体を温める食材と一緒にとりましょう。
特におすすめは「お味噌汁」
身体を温め、栄養もたっぷりとれます。
毎日1杯飲めば健康間違いなし!
ほっこりと胃腸に優しいみそ汁は夏の疲れもとってくれますよ。
(味噌汁の詳しいことは最後に説明します)
今日は夏野菜を使った出汁いらずの味噌汁の紹介です。
夏野菜で重ね煮の味噌汁
<材料> 2~3人分
なす 1本
玉ねぎ 1/2個
ズッキーニ 小1/2本
乾燥わかめ 大さじ2
青じそ 少々
水 500cc
味噌 大さじ1と1/2(麦味噌、米味噌を使いました)
<作り方>
- 野菜は好きな形に切る(大きさはそろえてください)
- 鍋にの一番下にワカメを入れる
- 次にナス、ズッキーニの順に入れる
- 最後に玉ねぎを入れる
- 水を分量の半分(250cc)を入れ火にかけ、沸騰したら弱火にしてやわらかくなるまで煮る
(半分の水の量で煮ることで旨味がでます) - 柔らかくなったら残りの水を入れて5分煮る
- ⑥に味噌を入れ、千切りにした青じそをのせて出来上がり
最初野菜を煮るときの水の量は
半分です!
これをやることにより素材の旨味がでまくります。
以紹介した「ミネストローネ」のときと同じ旨味の出し方です。
さらにワカメを入れれば出汁いらずです!
そして身体にあったお味噌を選ぶことも美味しさと健康の秘訣です。
味噌のこと(効果、種類、選び方)
味噌汁のすばらしさ
味噌の素晴らしさをあらわす言葉は沢山あります。
「味噌汁は飲む点滴」
「味噌汁は朝の毒消し」
「医者に金を払うより味噌屋に払え」
などなど、言葉からわかるように味噌の効能は素晴らしいのです。
身体を温めたり、
身体の老廃物を外に出してくれるので、
老化防止、放射線や癌予防にもなります。
減塩している人は味噌汁をさけがちですが、
野菜や海藻を入れれば、野菜に含まれる「カリウム」が塩分を排出してくれるので、塩分の取り過ぎになることはありません。
しかしこの効果を得るためには味噌選びが重要です!
原材料に何が使われているか。
身体の状態に合う味噌の選び方。
味噌汁を作るときの注意点などもありますので説明していきますね。
味噌の種類
お味噌は大きく分けると4種類です。
材料と熟成される年月がちがいます。
「豆味噌」 大豆、塩で3年熟成
「米味噌」 大豆、米(米糀)、塩
「麦味噌」 大豆、麦(麦糀)、塩
「調合味噌」上の2種類以上の味噌を混ぜ合わせたもの
上から順に身体を温める効果が高いです。
(調合味噌は種類によってかわります)
同じ米味噌でも熟成期間が長い程ほうが薬効が強くなります。
※注意 白みそは熟成期間が短いので体を冷やしやすいです。
そして
健康に良い効果が得られる味噌は、
「大豆、米、麦、塩」だけで作られたものです。
しかし現代は様々な事情でこれ以外のものが使われているものがあります。
効能を得たいのであれば、添加物などが入っているものは避けましょう。
自分に合う味噌の選び方
基本は自分の住んでいるところのお味噌がいいです。
あとは季節や身体の状態に合わせてブレンドするといいですね!
うちの地域は「米味噌」なので、
夏は麦味噌を混ぜて軽めの仕上がりに、
冬は豆味噌を混ぜて身体を温める効果を高めてあげます。
冷え性の人は豆味噌を多く使ったりするのも良いでしょう。
私は夏の時期はブレンドされているこちらも使います。
(米味噌と麦味噌が1対1で入っています)
オーサワ 国内産 立科あわせみそ カップ(750g)
季節や自分の身体の具合を見ながら
お味噌のブレンドを考えてみてくださいね!
そしていろんな味噌屋さん巡りをするのも楽しいですよ。
もちろん自分で「手前みそ」をつくるのもいいです。
(挑戦しようと考えています)
最後に味噌汁を作るポイントをしっかり押さえて、効能を最大限にひきだしていきましょう。
味噌汁の作り方 ★ワンポイント★
ご存知の方も多いと思いますが、
味噌汁の味噌を入れるタイミングは一番最後です!
お味噌を入れてから沸騰させてはいけません。
香りも栄養もとんでしまいます。
なので必ず、火を止めてから味噌をとくようにしてくださいね。
しかし、家族の食事時間がバラバラだと
味噌汁をあたためなおさなくてはいけませんよね。
そんなときにおすすめなのは
一人一人がその都度、味噌を入れて食べる方法です。
やり方は
① 味噌汁の具材を煮る
② このとき味噌はいれない
③ 食卓に味噌を置いておく
④ 食べるときに①をあたためなおして、お椀に盛る
⑤ お椀に味噌を入れて自分で調整する
これだと味噌の栄養を損なわず食べれます。
その人その人で、身体の具合や味覚もちがうので調整できるところも良いところです!
自分にあったお味噌を見つけ、
自分の体調に合わせて
いろんなお味噌汁を楽しんでみてくださいね♪
長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。またね~♪