春の冷え防止に「キャベツと大豆のコンソメ煮」(冷える感情は季節によって変わるの話)

 

こんにちは♪

 

暖かくなると冷たいものや生野菜が美味しく感じます。

 

しかし「冷えは万病の元」

冷たいものばかり食べるのではなく、温かい料理もとりいれてあげましょう。

 

今日は春にピッタリなさわやかな煮物です。

 

食べ物で冷えを改善するのも大切ですが、

それより大切なことは

「冷える感情」に気をつけることです。

 

季節によって出やすい冷える感情があります。

レシピの後に説明しますね。

 

 

キャベツと大豆のコンソメ煮

 

<材料>

春キャベツ  1/2個(小さ目)

水煮大豆   1カップ

しめじ    1/2株

水      200cc

塩      小さじ1/2

粉末コンソメ 大さじ1/2
(ブイヨンでもOK)

 

<作り方>

  1.  鍋に水煮大豆としめじをいれ水を入れ火にかける。
  2.  しめじに火がとおったら、
    粉末コンソメ、塩と1cm幅の千切りにしたキャベツを入れ、キャベツがやわらかくなるまで煮る。

 


 

汁気はほぼなくなります。

汁を飲みたい方は水とコンソメを多めにしてください。

 

大豆は身体を冷やしやすい食品です。

冷え性の人は大豆の食べ過ぎに注意しましょう。

(大豆をとるなら、身体を温めてくれる味噌がおすすめです)

 

このように食べ物で冷えを改善しても、

冷える感情を持ち続けてしまうと、意味がなくなってしまいます。

 

それくらい心の問題は大切なんです。

そして季節によって冷える感情がでやすいものがあります。

少し長くなりますが、説明していきますね。

 

 

冷える感情は季節によって変わる

 

感情はその人の性格や心もち、環境で変わります。

 

そこで生まれる「冷えの感情」

自分の心もちだけでなく、内臓が悪くなると出る場合があります。

 

内臓は季節によって働き方が変わります。

なので、季節によって感情も左右されやすいのです。

 

 

 

内臓と心は繋がっています。

季節によって変わる内臓と感情の関係を説明していきますね。

(逆に冷える感情を持ち続けていれば内臓も悪くするということです)

 

「冷えの感情」がなぜいけないかは

こちらで説明しています⇒★

 

自分の身体の悪い部分などを把握する目安にも使えます。

 


春に出る冷える感情

 

 

春は「肝臓」がよく働きます。
(胆のうも)

 

肝臓に負担がかかると出てくる冷える感情は

「傲慢と卑屈」です。

 

傲慢(ごうまん)は

人をバカにしたり、威張る、差別する、怒る(イライラ)などです。

プライドが高く、見下されるのが嫌で見栄をはります。

やってもらって当たり前という傲慢さがでると、他人に感謝をしないということにもなります。

 

そして逆の感情もでてくることがあり、それが「卑屈」です。

 

卑屈(ひくつ)は

いじけて、必要以上に自分の評価を下げるという意味です。

肩書きに弱かったり、ペコペコしたりすることが多いです。

 

肝臓は身体の毒素を分解するだけでなく、心の毒素も分解しています。

肝臓で分解できない場合、

肝臓の毒は脳にまわり、精神病、認知症になりやすくなります。

 

やることが多い臓器なので、基本人間は肝臓が一番悪いと言ってもおかしくないそうですよ。

 

肝臓に負担にならないように

毒素が多いものを控えたり、

肝臓に良いものを食べて負担を軽くしましょう。

肝臓に良い食材

 


夏に出る冷える感情

 

夏は「心臓」がよく働きます。

 

心臓が悪くなると出てくる冷えの感情は

「冷酷」です。

 

自分の都合だけしか考えず、心が冷たい、思いやりがない人になります。

他人をあざ笑うということもあります。

 

夏は汗をかくことで毒素がでやすくなります。

エアコンの部屋ばかりにいるのではなく、身体を動かしていきましょう。

 


秋に出る冷える感情

 

 

秋は「肺、大腸」がよく働きます。

 

肺、大腸が悪くなると出てくる冷えの感情は

「強欲」です。

 

お金や物だけでなく、自分がしている努力や能力以上のものを欲しがるようになります。

 

ぜんぶ貯めこもうとするので、

肺は毒素を出すのを嫌がり、喘息になります。

大腸は便を出さなくなり、便秘などになります。

出さなくなると関係している皮膚から毒を出そうとして皮膚病やアレルギーになります。

 

損得ばかり考え、悪い方に考え始めると感傷的になりやすく悲観的になったり、メソメソしたりしやすくもなります。

 

肺、大腸に良い食べ物

「白いもの」をとり入れて負担を軽くしてあげましょう。

(レンコン、白きくらげ、大根、梨、白ごま、長いも、豆腐、豆乳など)

 


冬に出る冷える感情

 

 

冬は「腎臓」がよく働きます。

 

腎臓が悪くなると出る冷える感情は

「恐怖、不安」です。

 

腎臓は他の臓器が悪くなったり、

一部の臓器がものすごく悪くなった時にも悪くなる臓器です。

かなり身体の状態が悪くなっているので、不安などが抑えられなくなるのでしょうね。

 

そして気持ちが消極的になり、エネルギー不足(根気、気力がない)になります。

 

疲れているときは無理せず休む。

これが大切ですね!

身体に優しい冬の過ごし方

 


土用に出る冷える感情

 

 

年に4回ある土用は

「胃、膵臓」がよく働きます。

 

消化器が悪くなると出る冷える感情は

「利己」です。

 

自分の身の安全や安心ばかり考えて、めんどくさがりでラクなことが好き。

他にもクヨクヨ悩む傾向もあり、優柔不断なところも出ます。

 

空腹を感じるとひもじさを感じ、

すぐ食べたり飲んだりするので、無精で肥満の人が多いです。

なので食べさせなくするため、股関節などの毒が出て歩けなくなったりします。

 

食べ過ぎ、特に甘いのもを控えましょう!

 

 


 

まとめ(感情と季節の一覧表)

 

最後に今までのことを表にまとめました。

肝臓傲慢
卑屈
心臓冷酷

大腸
強欲
悲観的
腎臓不安
恐怖
土用
膵臓
利己
優柔不断

 

季節によってよく働く臓器が違います。

よく働くと言うことは、普通に暮らしていても負担がいつも以上にかかるということです。

なので、季節によって感情が変わることが起きます。

 

年中通して言えることですが、

食べ過ぎないようにして内臓に負担がかからないようにする。

そして「頭寒足熱」をやる。

 

 

そうすれば、身体がラクになるので「冷えの感情」も生まれにくくなります。

 

私は冷えとりで一番初めにやったことが、「靴下の重ね履き」でした。

それまではイライラしやすかったのに、怒りにくくなった自分にびっくりしました。

 

頭寒足熱の方法は他にも沢山あります。

 

靴下の重ね履きのやり方

半身浴のやり方

足湯のやり方

 

内臓が悪いから冷える感情が出るのか、

冷える感情をもつから、内臓が悪くなるのか。

それは人それぞれですので、自分を観察してみてくださいね。

 

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

もう少しわかりやすくまとめたいと思う今日でしたが、今日はここまでにします。

それではまたね~♪

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