「お煮しめ」ひなまつり&お正月の野菜不足解消(煮しめの好きなもので冷え体質を見分ける)

 

こんにちは♪

 

お正月に作ったお煮しめ。

華やかになるし、野菜不足も解消できて素晴らしいお料理です。

 

なので年に一回だけでなく、

まだ肌寒い「ひな祭り」にもいいですよね♪

 

子供の成長を願うひな祭り。

子供はいろんな好き嫌いがあると思います。

 

材料が多いお煮しめの好き嫌いを見ると、その子の体質がわかったりもします。

特に今日作るお煮しめは

2つの鍋に分けて作るので、体質がより分かりやすくなります。

詳しくは最後に説明しますね。

(大人にもあてはまります)

 

他にも煮しめはごちそうの食べ過ぎも解消してくれます。

  • 油を分解してくれる「しいたけ」
  • 魚の害を少なくしてくれる「ごぼう」
  • 腸をきれいにしてくれる「コンニャク」
  • 乾燥を防いでくれる「さといも」などなど。

 

ほんと素晴らしい食べ物です。

そしてレシピはすごくおおざっぱに書いています(笑)

 

レシピのポイントは

  1. 醤油の色がしっかりつくものと、素材の色味を出したいもので煮方を変える。
  2. 出汁1カップに対して醤油は大さじ1です。
  3. 砂糖は使いません(お好みでみりんを入れてください)

 

材料は適当な分量でいいですが、

出汁の分量をしっかりはかると、醤油の分量がわかりやすくなります。

 

 

お煮しめ

 

<材料>

★ 一の鍋

ゴボウ、干しシイタケ、鶏肉、コンニャクは好きな分量で。

ごま油  適量

出汁   材料がかぶるくらい

濃口醤油 出汁1カップに対して大さじ1

みりん  お好みで

 

★ 二の鍋

レンコン、サトイモ、ゆでタケノコ、さやインゲンは好きな分量で。

出汁   材料がかぶるくらい

薄口醤油 出汁1カップに対して大さじ1

みりん  お好みで

 

サヤインゲン 適量

 

<作り方>

下ごしらえ

  1.  出汁をとる。簡単昆布シイタケ出汁の作り方
  2.  干ししいたけはお湯でもどす。
    (出汁で使ったものでもOK)
  3.  野菜は洗って、それぞれ好きな大きさにそろえて切る。
    (飾り切りなどするとキレイです)
  4.  コンニャクはアク抜きをする。
    (塩でもんで水で5分ほどゆでる)
  5.  レンコンは酢水につけて変色を防ぐ。
  6.  サトイモはお湯でやわらかくなるまで煮てから、ザルにあげて水で洗い、ぬめりをとる。
    (少しかために茹でてください)
  7.  サヤインゲンは軽くゆでておく。

 

色が濃い方の作り方

  1.  鍋にごま油をひいて、ごぼうを甘い香りがするまで炒める。
  2.  次にしいたけ、こんにゃく、鶏肉の順に炒める。
  3.  油が回ったら、出汁を材料がかぶるくらい入れ、やわらかくなるまで煮る。
  4.  やわらかくなったら、醤油(カップ1に対して大さじ1)を入れて、汁がなくなるまで煮る。

 

色が薄い方の作り方

  1.  鍋にニンジン、タケノコ、レンコンと材料がかぶるくらいの出し汁を入れてやわらかくなるまで煮る。
  2.  ①に醤油(だし汁1カップに対して大さじ1)とサトイモを入れて3~5分煮る。
  3.  火からおろして冷ましたら、また火にかけ3分煮る。これを2~3回繰り返す。

 


 

出来上がったら器にそれぞれ盛り付ければ完成です。

甘さやテリが欲しい人はみりんを入れてください。

 

めんどくさいけど、沢山作っておけば2~3日は野菜に困りませんね♪

 

最後に煮しめでわかる冷え体質について簡単に説明しますね。

 

 

煮しめでわかる冷え体質の見分け方

 

人の身体はしっかりできているもので、

食べたいと思うものが身体に必要なものだったりします。

(ジャンクフードとかは別です)

 

身体が冷えていれば温まるものがほしかったり、逆もあります。

 

 

今日作った煮しめは

しっかり煮切ったもの(煮しめと言います)と、水分を残したもの(煮物と言います)の2種類を作りました。

 

この調理法の料理の好みだけでも「冷え体質」がわかります。

 

水分を残した煮物より

しっかり煮切ったもの、火を長く通したものを好む人は「温まりたい」と思っている人です。

 

季節で見てもわかると思います。

冬は煮物を食べたいけど、夏に煮物はあまり食べたくありませんよね。

こんな感じで、身体が温まりたいかどうかがわかります。

 


 

そして材料の好みでも身体を温めたいと思っている傾向はわかります。

 

上から身体があたたまる材料です。

  • 鶏肉、ゴボウ、ニンジン
  • レンコン、サトイモ
  • シイタケ、タケノコ、コンニャク

 

今回の煮しめは調理法も混ざるので、判断が難しいものもあります。

でもしっかり火をとおした鶏肉やゴボウを好む人は「冷え体質」かもしれませんね。

 

でもだから冷え性だとは言えないところもあります。

冷え体質でなくても、冷えているものばかり食べている場合にも欲するときがあるからです。

 

 

 

体質、季節、食べているものなどを観察しつつ、

自分が食べたいものをみていくと、

今の自分には何が必要なのかがわかってきます。

そして日々のレシピも考えやすくなります。

 

冷えているときには温かい食材や調理法をとり入れてみましょう。

温まる野菜 冷える野菜の説明

季節に合った調理法

(どちらもブログの下の方で説明しています)

 


 

これからは徐々に暖かくなってきます。

自分の体質もみながら、春の調理法で身体を整えていきましょう♪

春の食材や調理法はまた少しずつ説明していきますね。

 

それでは今日はこの辺で。またね~♪

 

 

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