こんにちは♪
きんぴらごぼうは「煮物」だと知った数年前。
マクロビで教わったきんぴらごぼうは
食材をすごく細く千切り、薄切りにしてからじっくり炒めて煮ます。
手間はかかるけど、
おかげで身体がとてもポカポカになります。
しかもほっこりするお味で美味しい。
私はきんぴらがこれで好きになりました。
一度にたくさん作って、小分けにして冷凍しておくといつでも食べられます。
アレンジもいろいろできるので、お正月にもぴったりですよ。
最後にアレンジ方法と、身体を温めるキンピラのポイントもお伝えしますね。
お見逃しなく!
きんぴらごぼう
<材料>4人分
ごぼう 35g
人参 25g
れんこん 35g
油 小さじ2
水 材料がかぶるくらい
醤油 水1カップに対して大さじ1
※今日作った分量はこの3倍くらいです。
<作り方>
① 鍋に油をひいて、千切りしたゴボウを入れ、甘い香りがするまで弱火で炒める。
(あく抜き方法です)
② ゴボウを鍋の隅によせ、あいたところにレンコンを入れてゴボウをかぶせて蒸し焼きにする。
ときどきゆっくりひっくり返していくと、材料が混ざってきます。
(焦げつきそうなときは少量の水を加える)
③ ②と同じ感じで、具材を端によせ、あいたところにニンジンを入れ具材をかぶせ蒸し焼きにする。
そしてときどきひっくり返しながら混ぜ合わせていく。
④ 混ざってきたら、水をひたひたになるまで鍋のフチから優しく入れていきます。
(このとき計量カップで量りながらやってください。水の分量で醤油の量が決まります)
⑤ フタをして沸騰するまでは強火、沸騰したら中火~弱火でやわらかくなるまで煮ます。(30分くらい)
⑥ やわらかくなったら醤油を入れ、水分を飛ばしやすくするために真ん中に穴をあけて煮ます。
⑦ 水分が少なくなってきたら、ときどき返しながら煮て、水分がなくなったら火を止めて、火からおろしてフタをして5分蒸らせば完成です。
お疲れさまでした。
ほんと手間がかかるキンピラゴボウです。
(私はこれを修行だと思ってやっています(笑))
ここまでしなくても・・・。
と思う人も多いと思いますが、
いろんな意味があって身体に浸透するきんぴらごぼうに仕上がっています。
ポイントをさらに詳しく説明していきますね!
究極の「きんぴらごぼう」のポイント
一番のポイントは
心穏やかに作ると言うことです。
料理には自分の感情が入ります。
なので、炒めるときも煮るときも
箸でゴチャゴチャ混ぜず、優しく扱うことが大切です。
そして食材の扱い方や調理法にも
栄養や愛情が伝わるやり方があるので説明していきますね。
食材の扱い方
ゴボウ
ゴボウは斜め薄切りにして千切りにしましょう。
長い野菜は斜めに切るが基本です。
上と下の部分がまんべんなくとれるバランスが良い切り方なんですよ。
そして栄養を逃さないために、水に入れてのアク抜きはやりません。
その変わりに最初にじっくり炒めてアクを飛ばしてあげます。(レシピ①)
ニンジン
ニンジンのヘタと皮は栄養がたっぷり!
ヘタは切り落とすのではなく、黒い部分だけとり除き、皮はそのまま使いましょう。
(農薬が沢山のものは皮をむいてもいいです)
ニンジンの酵素は他の野菜の栄養を壊しやすいです。
最後に切るか、切ったら包丁とまな板を洗って次の野菜を切りましょう。
そしてニンジンは糖分が多いので、血糖値を気にする人は分量より少なめにしてくださいね。
レンコン
レンコンの節(ふし)には栄養がたっぷり!
漢方薬でも使われるくらいです。
節は捨てないで、黒い部分だけをとり除いて薄く切って使いましょう。
レンコンは秋から冬に出回ります。
旬の物が身体には優しいので、旬以外の季節は無理に入れなくていいですよ。
調理方法
今日紹介したレシピは冬向けのキンピラです。
夏に同じように作ると、身体が熱くなってしまいます。
身体の様子や季節に応じて変えることが大切です。
<夏向きのキンピラの作り方>
- 油を水に変えて炒める。
(サラっとした軽い感じになります) - 煮るときの水の量をひたひたより少なめにして、煮込み時間を少なくする。
- 水分を全部飛ばすまで煮切らず、水分を少し残す。
火を長く使うと身体が温まります。
なので、夏は火をとおす時間を短くしてあげてくださいね。
アレンジ
きんぴらはアレンジ豊富な常備菜です。
根菜類もしっかり食べられるので身体も温まりやすく、冬にはおすすめです。
昨日は春巻きにアレンジしてみました。
他にも
パスタや和え物、サラダにいれたりします。
コロッケやハンバーグに混ぜても美味しいですよ。
沢山作っておけば、小分けにして冷凍しておくこともできます。
手間はかかるけど、冷凍しておくとラクできますよ~。
年末最終週は常備菜のレシピを主に載せています。
今日作ったキンピラもそのひとつ。
今のうちに作ってお正月の野菜不足を解消してあげましょう。
それでは今日はこの辺で。またね~♪