こんにちは♪
今年はサツマイモを沢山もらうのです。
というわけで、今日はサツマイモの煮物です!
味付けは「醤油糀」
醤油糀は醤油より甘みとコクがあります。
なのでダシいらず~♪
サツマイモは煮物にすると口の水分を奪われません。
口が渇くとついつい水分も取り過ぎてしまいますよね。
前回、水分取り過ぎが病気の原因になる話をしました。
今日は続きで、「水分過多にならない食事」を最後にお話しします。
それでは今日も料理していきましょう♪
さつまいもとすき昆布の醤油糀煮
<材料>
サツマイモ 1本
乾燥すき昆布 10cm四方くらい
水 400cc
醤油糀 大さじ2
<作り方>
- サツマイモを洗って、縦半分に切って厚み1センチ幅にする。
- 鍋に①とすき昆布、水を入れて火にかける。
- サツマイモがやわらかくなるまで煮たら、醤油糀を入れ水分がほぼなくなるまで煮たら完成です。
サツマイモは甘くておかずにならないと思われがちですが、そうでもないですよ。
滋味深くて、日本人に生まれて良かったなあと思わせてくれるおかずです。
日本食の献立は日本人にぴったりな水分量も保ってくれます。
お話していきますね。
水分過多にならない食事法
前回、水分が身体にたまると病気の原因になるというお話をしました。
今の日本で水分が足りなくなるほど飲食せず、汗をかき過ぎるほど労働する人っってほぼないと思います。
なのにもかかわらず
「沢山水を飲んだ方が良い」と言われるので水分を沢山とる。
そうして発散できなくなり、身体が冷え血流が悪くなり、病気が増えているのが実態です。
では日本人はどのくらいの水分をとればよいのでしょうか?
日本に住んでいるのならば
昔ながらの
「日本食の献立」を食べれば
水分が十分にとれ、バランスよく水分を出すことができます。
日本食の献立はお米や野菜が中心で、
おかずには漬物や煮物、味噌汁といった塩分が多いのが特徴です。
あとは海の幸である海藻や小魚といったアルカリ性でカルシウムが多いものも食べます。
水分バランスは次のようにとられています。
- ごはんや野菜には水分がたっぷり!
- 味噌汁でさらに水分補給
- 漬物や味噌の塩分で水分を排出
- 海藻などのアルカリ性食品で中和して血流を良く
(日本の土壌は酸性に傾いているので) - お茶(白湯)は食後に。
お米を炊くときには水を沢山いれます。
お野菜は塩でもむと水分が沢山出てくるのがわかります。
それに味噌汁。食後のお茶。
これだけでもかなりの水分を私たちはとっていますよね。
ですが日本は「湿度が高い国」です。
そうすると水分が身体に溜まりやすいので、
「塩分」をとって排出することが必要になります。
なので漬物や味噌があるのですね。
※ここで言う塩分とは「自然に作られた塩」のことをいいます。
(塩分は余分な水分を排出してくれる話はまた今度)
そして日本は「酸性土壌」でとれた野菜やお米を食べているので、身体が酸性に傾きやすいです。
なので海藻、梅干し、味噌などのアルカリ性食品をとって中和し、血がドロドロにならないようにします。
血流が悪くなれば水分代謝も落ちてしまいますからね。
他にも日本の土壌はカルシウムが少ないので、海藻や小魚を食べるというわけです。
水分補給と水分の排出がうまくできるよう「日本食」というものはできています。
そしてお茶(白湯)は食後に。
これも大切です。
私の祖母は食事中に水を飲むことが少なかったです。
食後お茶碗にお湯を入れ、ご飯をキレイにしつつそれを少量飲んでいるくらいでした。
私がマクロビの料理教室に通っているときもお茶は食後に出てきました。
なぜかというと
食事中に沢山水を飲むと胃酸がうすまり、上手く消化できないと聞きました。
他にも食事中に水が飲みたくなった場合は塩分が多いとも聞きました。
余計な水分を排出するのには塩分は必要ですが、
必要以上に取り過ぎないために、食事中の水は控えめにしましょう。
最後にもう一回お伝えします。
昔ながらの日本の食事。
これが身体の水分バランスを整えてくれます。
水分をどのくらいとるか迷ったら、
日本に住んでいる場合は「日本食」にしましょう。
しかし今の日本は「欧米の食事」が多くなってきています。
欧米の食事は日本に住んでいる人にはあまり向きません。
理由は長くなるのでまた次回に書きますね。
水分の停滞は腎臓を悪くします。
(腎臓に関係する、骨、髪の毛、生殖器なども)
冬は腎臓がよく働く季節なので、
水分を取り過ぎて腎臓に負担がかからないようにしてあげて下さい。
それでは今日はこの辺で。またね~♪