こんにちは♪
これから夏野菜のきゅうり、トマト、ナス、ピーマンなどがとれてきますね。
これらの野菜は水分が多く、夏の暑さをやわらげてくれる野菜です。
でも夏野菜ばかり食べていると身体が冷えてしまいます。
なので夏でもたまには根菜類を食べてあげると身体が温まります。
というわけで、
今日は夏にピッタリなゴボウのレシピを紹介します。
根菜類は夏にはちょっと食べにくくなりますが、マスタードと合わせると爽やかになり食欲をそそります。
粒マスタードのつぶつぶ感もいいです♪
マスタードは「アブラナ科（からし菜）の種」から作られています。
種と言えば、去年とった種から芽が出てこない・・・。
なぜかといえばF１品種だったから。
詳しくは最後に説明しますね。
ゴボウとしめじのマスタード和え
＜材料＞ ３～４人分
ゴボウ ６０ｃｍ×１本
しめじ １株
粒マスタード 大さじ２
メープルシロップ 小さじ１
（甜菜糖でもOK）
酢 小さじ１
塩 少々
＜作り方＞
- ゴボウはささがきにして、しめじは石づきをとってばらす。
- お湯で①をやわらかくなるまでゆで、水気を切る。
- フライパンに②を入れてさっと炒めて水分を飛ばす。
（これをすると調味料がからみやすくなります） - ③に粒マスタード、メープルシロップ、酢、塩を入れ混ぜれば完成です。
ゴボウとキノコの食物繊維で便秘解消！
マスタードは殺菌、食中毒予防や、消化を助ける効果もあります。
夏にピッタリな調味料ですね。
今回使ったマスタードは
リンゴ果汁、リンゴ酢がはいっていてとてもさわやかなマスタードです。
マスタード一粒一粒がしっかりしていて、マスタードって種だったんだなということがよくわかります。
毎年とれる種ってすごいものなんですよね。
でも今はいろんな種類の種があります。
私の経験も交えながらちょっと説明していきますね。
F１品種の種から芽が出なかった話
種には２種類あります。
「F1品種」と「固定種」というものです。
F1品種は
２つ以上の品種を組み合わせて作られたものです。
（F１品種から採種した種はいろんな形質を持つので、次にできる種は違うものになったりします）
固定種は
私の家にある野菜はこの両方の物があります。
固定種の種が手に入った時はなるべく絶やさぬようにしています。
基本は放置農なのでこぼれ種で翌年も目が出てきます。
でも夏野菜は苗から買ってくるものもあります。
いろんな種をまいてみたいので、いろいろ実験したりもしています。
そして去年採種したモロヘイヤの種
芽が出てきませんでした。。。
まあね・・・。F１品種だったしね。
でもF１品種でも芽が出てくるものもあるので期待していたけど出ませんでした。
F１品種はいろんなものがかけ合わさっているので、元の野菜ができないんです。
まあ簡単に言えば子供ができないということ。
（一代交配と書かれていますしね）
でもF１品種の良いところもあります。
病害虫に強く、生育も旺盛で、成長や品質がそろうところです。
だから大量に安定した野菜が採れ、私たちはいつでも食べることができます。
でもやっぱり固定種の野菜が私は食べたいです。
固定種はＦ１品種程安定して収穫はできませんが、栄養価が高いんですよ。
そしてうまみも濃いので美味しい。
それにやっぱり自然なもの方が身体になじみやすいと感じます。
でも今出回っているものはほとんどがF１品種。
今の野菜は栄養価が減っているなんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、その理由の一つがF１品種だからと言うことです。
どうせ同じ野菜を食べるなら固定種の栄養が高いものを食べたい！
売っているところは少ないと思うので、作れる人は作った方が早いです。
固定種の種はこちらで買えます↓
こちらのサイトで購入しなくても、近くの園芸店などで売っている場合もあります。
（そのときにこのサイトを参考にしてみてくださいね）
私もさらに固定種を増やしていきたいと考えています。
そうやって大事な種を守って、美味しく身体に良いものをこれからも食べていけならいいな～。
そしてもっと多くの人に固定種の良いところが伝わるといいです。
興味がある人は固定種試してみてくださいね！
それでは今日はこの辺で。またね～♪
