「梅干しの作り方(塩漬けまで)」

 

こんにちは♪

 

梅干しは食の毒、水の毒、血の毒の「三毒を消す」と言われています。

 

戦国時代では男の子が生まれたら梅を植えよとも言われていたそうです。

それだけ梅には力があるということ。

※梅漬け(天日干ししてないもの)は効果が薄くなります。

 

我が家も梅干しに守られています。

おかげでアラフィフの旦那も健康診断ではオールA。

 

そんな梅干し。漬け始めて6~7年くらいたちます。

思考錯誤を繰り返しながら、毎年なんとか漬けれています。

去年のはしっとり、美味しい仕上がりになって満足。

でも干し過ぎちゃったり、カビがはえそうになったこともあります。

 

私流ではありますが、今日は梅干しの塩漬けの方法を紹介します。
(赤紫蘇を入れたり、干したりするのはその都度更新しますね)

 

作業は大変だけど、ジメジメしたこの時期に「梅の香り」は癒されます。

 

それでは使う道具や材料、作り方を説明していきます。

最後に失敗しないポイントもまとめました。

 

 

梅干しの作り方(塩漬けまで)

 

<使う道具>

  •  容器(ほうろう)
  •  おもし  梅の重さの1.5~2倍
  •  中ぶた  容器より一回り小さいもの
  •  ボウル
  •  ふきん 5枚くらい
  • 竹串
  • 新聞とひも

 

※梅を漬ける前に、容器、フタ、おもしは

「熱湯消毒」してください。

 


<材料>

梅干し用の梅   3キロ

天然塩 梅の17~18%
   (510g~540g)

焼酎  1/2カップ(アルコール度35度以上の物)
(今回はホワイトリカーを使いました)

 


買ってきたばかりの梅は緑色をしているものがあります。その場合は1~3日ほどおいて、黄色になってから使います。全体の8割くらいが黄色になっていればOKです。
(熟していないと、水があがりにくくなります)

傷んでいるもの、傷が深いものは、カビの原因などになるので、とり除いておきましょう。
(ジャムなどに使ってください)

 

<作り方>


① 容器、おもし、フタを熱湯消毒する。


② 梅のヘタをとって、流水で梅を洗い、ふきんでよく拭きとる。(ふきんは湿ったら交換してください)

※この時、傷んでいる梅は使えないので、よけてください。


③ 容器に焼酎を入れ、容器の周りにぬりこんで消毒します。その焼酎は捨てずに他の容器にうつし、梅を消毒するのに使います。焼酎に梅を入れ、手で転がして全体にまぶしていきます。


③ 容器に②の梅を入れ並べたら、上から塩をふります。そしたらまた1段ならべて塩をふるを繰り返します。(下の塩は少なめ、上に行くほど多めの塩にしましょう)


④ 一番最後の段にきて、梅が平らにおさまらなかったら、中央に集めて、残りの塩を上からかけます。


⑤ ④にフタをかぶせ、おもし(梅の重さの2倍)をのせます。


⑥ 新聞をかぶせ、ひもでまわりをしばり、虫が入らないようにする。このまま冷暗所で梅雨が明けるのを待ちます。
(赤い梅干しにしたい場合は、漬けてから2週間後くらいに、赤紫蘇を下処理したものを入れます。それはまたやったときに更新しますね)

※日付、重さ、塩分の濃度をかいておくとわかりやすくなります)


 

1~2日たつと水があがってきます。

 

写真のようになっていれば、ひとまず安心です。

フタと重しを戻して、さらに水をあげます。

そして梅をつぶさないために1週間後に重しを半分の重さにします。

 

日に1度くらいのぞいてカビなどがはえてないか確認しましょう。

 

塩漬けはこれで終了です。

あとは2週間後に赤紫蘇を下処理して入れ、梅雨が明けたら3日天日干しします。

 

 

梅漬けの失敗しないポイント

 

梅漬けの失敗しないポイントは

梅酢を早くあげる!(1~2日)

梅酢が梅にまんべんなくかぶっている!

これをするために気をつける点を紹介します。

 

  •  梅は黄色で熟したものを使う
    (青梅は水があがりにくいです)
  •  梅を洗った後、ふきんでしっかり水気をきること
    (ふきんは湿気ったらこまめに交換してください)
  •  焼酎は35℃以上のものを使う
    (25℃にしたらカビ生えそうになった)
  •  重しは1.5~2倍で!!

 

過去にカビが少しだけ白く浮いたことがありました。

そのときにやったことでした・・・。

 

もし梅酢があがってこなかったら、おもしを重くしましょう。

 

カビが生えたときの対処法

白いものが少しういているときは、そっととり除きましょう。

そして2~3日に1度様子を見てください。
(早めの対処がカビを増やさないポイントです)

 

ものすごくひどくなったら、煮沸消毒や天日干し、梅酢を捨てなくてはいけない場合もあります。

そうならないようにこまめに見てあげてくださいね!

 

梅を漬けるときは準備がしっかり整って、忙しくない時にやりましょう。

心が乱れていると料理にもでますしね。美味しさも変わってきます。

 



私はいつも5キロくらい漬けますが、

初めての人は2~3キロから始めるとやりやすいです。

 

10キロつけたときは漬けるのも干すのも大変でした。

多くても5キロくらいがやりやすいかと思います。

うちは2人暮らし、毎日のお弁当にいれたりしていますが、5キロつけても毎年あまります。

 

梅の大きさはお好みで。

お弁当に入れるなら小梅~中梅。

めんどくさがりな人は大梅だと洗う手間、干す手間が省けます(笑)

 

失敗しない塩分濃度は18~20%くらいです。

お世話になっているおばあさんは「15%」で漬けています。

塩分控えめで食べたときに美味しいなと感じましたが、涼しい環境で保管できるの少ない塩分濃度でもカビが生えないんだと思います。

最近は日本全国暑いので、心配な人は塩分濃度は下げない方がいいです。

 

興味がある方はお試しください。

それでは今日はこの辺で。またね~♪

 

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